入試の傾向をつかみ、効率よく応用力と計算力をつける

 中学受験を目指す小学生の学力は一般的に高いため、入学試験の算数は応用中心の問題になることが多いです。学校にもよりますが、平面図形、空間図形、比と割合、過不足の問題などが出題されます。規則性や試しながら解いていく問題が出題されることもあります。そこで、受験したい中学校の過去問を解いて出題の傾向をつかむことが、最も効率の良い受験勉強の方法になります。その際時間配分を意識させ、できる問題から解くといった受験テクニックも教えてあげてください。期間を空けて、同じ過去問を解かせてみるのも、解き方を定着させるのに効果的です。二度目、三度目にはミスしないよう意識させ、満点を目指すよう指示するのもいいでしょう。苦手な問題は、類題が豊富に載っている問題集を使って徹底的に練習させます。

 中学受験で出題されるような算数の問題では、最初に立てた方針で答えが出るとは限りません。二度、三度と方針を変えながら解く必要もあります。複数ある方針にチャレンジできるのは、計算力があってこそです。計算スピードが速ければ、日頃の勉強で解く問題の量も多くなります。入試で有利なのは言うまでもありません。普段から時間を図って計算トレーニングを行い、計算のスピードと正確さを高めておくことが大切です。