第一志望の過去問から取り組んでいこう

 小6の夏期講習が過ぎたあたりから過去問に取り組んでいく塾が多いのではないでしょうか。生徒に過去問の指導をする前に、まず過去問は何で取り組まなくてはならないか考える必要があります。過去問に取り組む最大の理由は、学校ごとに入試問題の特徴があるからです。問題構成や解答形式以外にも、得点配分なども学校によってそれぞれ異なるので、過去問を活用して生徒達に志望校の入試問題の特徴を知ってもらうようにしましょう。

 算数で過去問を活用するのであれば、第一志望の過去問から解いていくことがポイントになります。中学受験では算数の入試傾向を毎年同じにしている学校が多いです。それはこのような問題が解ける生徒に入って来て欲しいという目的をもって、入試問題を作成していることが多いからです。したがって算数の過去問を活用するのであれば、10年前や20年前などできるだけ遡って解いていくことが大切です。第一志望であれば10年前や20年前の過去問から取り組んでいくのが最適ですが、第二志望は3~5年分、第三志望は1~2年分を解くので十分であるといえます。第二志望や第三志望で多くの時間をとってしまうと、第一志望の対策がおろそかになってしまうので、この位の量が妥当であるといえるでしょう。